2001-12-28
	feelH"用デジタルカメラユニットTrevaをVisorにつなぐ

概要

AAFぱ研といしかわさんによって制御方法が明らかにされた、feelH"用デジタルカメラユニットTrevaを、Visorに接続してデジタルカメラ化する試みです。自作Springboardモジュールを介して接続します。「そんなくだらないことはやめて素直にeyemoduleを買えばいいやん」などという夢のないことを言ってはいけません。

Trevaの詳細はぱ研のTrevaのページに詳しくまとめられているのそちらを参照してください。重要な点は、

• 電源とグランドと出力（クロック）と入力（データ）の4本をつなぐだけでいい
• Springboardコネクタから得られる電源は3.0～3.6VなのでTrevaの動作電圧と同じだ

自作Springboardモジュールでは入出力用の線と8本用意していますので、そのうち2本を使ってTrevaを制御します。

接続	配線	撮影

XCR3064XLのピン配置図

Springboardの信号線のうちIRQやRESETやLOWBAT等々、配線はしたものの使っていな信号がいくつかあります。

ソフトウェア

撮影用ソフトは極めて低い完成度で、目も当てられないような制限が多数存在します。

• エラーチェックは手を抜いており、Springboardが未装着のまま撮影ソフトを起動すると、バスエラーが発生してリセットがかかるかもしれません。
• エラーチェックは手を抜いており、画面初期化シーケンスは人様の書かれたコードをコピー＆ペーストしただけで、しかもVisorPlatinumでしか動作を確認していません。16階調グレースケール以外の機種での動作は想像できません。
• Treva自体ではフルカラー撮影が行えますが、グレースケール表示のみ対応しています。
• 撮影した画像は画面に表示するだけで、保存したり他のソフトから利用することはできません。

というわけでこのような制限を解消していただける方募集します。（笑）

スクリーンショット

写真はハメコミ合成です CatChips (C) 吉沢深雪